「オフサイドディレイ」は和製英語?英語圏での言い方は?

 

オフサイドディレイ

delayed offside

 

✍️サッカーの試合でオフサイドっぽいシーンがあっても、副審が旗を上げずに試合を続行させることがあります。このことを日本では「オフサイドディレイ」と呼んでいます。

VARの導入によって正確な検討ができるようになったので、オフサイドかどうか微妙なものはいったん流しておいて、後でチェックしようという考え方に基づいた取り決めですね。

選手は明らかにオフサイドだと分かっていてもなんとなくプレーを続けなくてはいけなくなるし、ゴールが決まった後に取り消されたりして盛り下がるので、個人的にはVAR導入前のルールが良かったなと思っています。

ちなみに、英語では delayed offside (flag) という呼び方をします。こういう概念をカタカナ英語にするとき、若干の違いが出てしまうのはなんでなんですかね…?「ディレイドオフサイド」は言いにくいからでしょうか?
 
 
 

例文1

I still can’t get used to the delayed offside, to be honest.
 
get used to A
Aに慣れる
 
to be honest
正直に言って
 
まだディレイドオフサイドには慣れないなぁ。正直に言って。
 
 
 

例文2

I thought the delayed offside was absolutely unnecessary because Timo Werner was offside by a mile.
 
absolutely
絶対的に, 本当に
 
offside by a mile
明らかなオフサイド, マイルオフサイド
 
ティモ・ウェルナーは明らかにオフサイドだったので、そのディレイドオフサイドは本当に不必要だと思いました。
 
 
 

例文3

A delayed offside flag allowed play to continue, which led to a penalty, but it eventually was ruled out for offside.
 
lead to A
〜につながる
 
eventually
結局, 最終的に
 
be ruled out
取り消される
 
ディレイドオフサイドフラッグがプレーを続けさせました。そしてそれがPKにつながりましたが、結局オフサイドで取り消されました。