サッカーの「ヘディング」は和製英語?本来の意味とは?

 

header

ヘディング

 

✍️これは説明が難しいのですが、heading というのは「ヘディングをする」という意味の動詞 head が変化したもので、header とは異なる言葉です。なので、「素晴らしいヘディング」を英語にするときは a great header(へダァー)と言います。

ちなみに、動詞の head は head away「ヘディングで弾く」や head home「ヘディングで得点する」といった熟語の形で登場します。

実際に英語の Twitter アカウントがどのように表現しているかを見てもらえば、イメージがつくと思います。確かに日本人が「ヘディング」と言うところで「へダァー」という言葉が使用されていますね。


 
 
 

例文1

The striker headed home after a pinpoint cross from the edge of the box.
 
head home
ヘディングで得点する
 
そのストライカーはペナルティーエリアの角からのピンポイントクロスをヘディングでゴールしました。
 
 
 

例文2

The left back beautifully scored with a loopy header from the far post.
 
loopy
フワッとした
 
beat
〜を破る
 
その左サイドバックがファーポスト側からのフワッとしたヘディングで美しくゴールを決めました。
 
 
 

例文3

England double their lead right after the restart as the defender sends a glancing header into the near post!
 
double one’s lead
リードを2倍にする
 
glancing header
すらすようなヘディング
 
そのディフェンダーが近い方のポストへすらすようなヘディングを流し込み、イングランドが再開直後にリードを2倍としています!