イギリス英語で頻出のスラング的なサッカー用語10選【第3弾】

(ercado Do Futebolより引用)

 

海外サッカーを扱った英語のニュース記事などを読んでいると、一般的な英語学習では出会わない表現をよく目にします。

 

日本語でもそうですが、「サッカー通の人間が使う言葉」って一味違いますよね?

 

例えば、有名なものでは「くさびのパス」などが挙げられます。これはサッカーで「前線にいる選手への縦パス」を意味します。

 

このようなサッカー用語を状況に合わせて正確に使いこなすことによって、さらにサッカーを楽しむことができるようになると思います。

 

そこで今回は、BBCニュースのサッカーカテゴリーにあった記事の中から、独特の英語表現を10個厳選して紹介します。

 

第1弾第2弾 よりもさらに難易度の高い語やフレーズがたくさん登場します!しっかりと覚えて、ボキャブラリーを豊かにしていきましょう!

 

 

 

No.1

 

group of death

死の組

 

✍️日本語でも直訳した形の「死の組」をよく使用するので、理解しやすい表現だと思います。言い換えるなら、「競争が激しい」という意味の competitive が使えるかと思います。

 

《例文》
 Cristiano Ronaldo won the Euro 2020 golden boot despite playing in the group of death!

《日本語訳》
 クリスティアーノ・ロナウドは死の組でプレーしながらも、ユーロ2020の得点王を獲得しました!

 

 

 

No.2

 

gaffer

監督, 親方

 

✍️この gaffer という単語には「年輩の男性」や「照明係」などの意味がありますが、イギリスのサッカー界では「監督」のことを「親方」というニュアンスで呼びたい場面でよく使用します。
 

《例文》
 The gaffer Roy Hodgson has penned a new contract with Crystal Palace through to the end of the 2020/21.

《日本語訳》
監督のロイ・ホジソンがクリスタル・パレスと2020/21シーズンの終わりまでという新しい契約にサインをしました。

 

 

 

No.3

 

fifty-fifty

五分五分の, どっちもどっちの

 

✍️直訳すると「50対50」という意味になるのがこの言葉ですが、サッカーシーンでは2人の選手がボールへ向かってタックルして、衝突してしまったときなどに使用されます。

 

《例文》
 It looked like a fifty-fifty tackle, but the defender was shown a red card.

《日本語訳》
 どっちもどっちのタックルのように見えましたが、ディフェンダーにレッドカードが提示されました。

 

 

 

No.4

 

dead-ball specialist

セットプレーの名手

 

✍️まず、dead-ball というのは「死んでいるボール」すなわち「止まっているボール」を意味します。それに関する specialist ということなので、「セットプレーの名手」というニュアンスで使用されます。

 

《例文》
 I think James Maddison is the best dead-ball specialist in the Premier League.

《日本語訳》
 私はジェームス・マディソンがプレミアリーグ最高のセットプレーの名手だと思います。

 

 

 

No.5

 

goal poacher

点取り屋

 

✍️「点取り屋」といってもパワフルなシュートで得点するストライカーとは意味合いが違います。この poach には「密猟する」などの意味があって、goal poacher はエリア内で巧みに動くことで得点を重ねるタイプの選手を指します。ちなみに、 fox in the boxとも呼ばれたりしますね。

 

《例文》
 Filippo Inzaghi explained what strikers need to do in the box in order to become an ultimate goal poacher.

《日本語訳》
 フィリポ・インザーギはストライカーが究極の点取り屋になるために、ボックス内で何をしなくてはいけないかを説明しました。

 

 

 

No.6

 

hoof the ball

ボールを蹴り上げる

 

✍️英語の hoof には「〜を強く蹴る」という意味があります。hoof the ball のイメージは、敵陣に向けて明確な目的なくボールを蹴り上げる感じです。キックオフ直後によく見る光景ですね。クリアランスのように外に蹴り出す感じとは違います。

 

《例文》
 Sometimes, hoofing the ball into the box can be an effective way to cause a panic.

《日本語訳》
 時には、ボックスに向けてボールを蹴り上げることが、パニックを引き起こす効果的な方法になり得る。

 

 

 

No.7

 

hospital pass

中途半端なパス

 

✍️サッカーの試合中に「中途半端なパス」をしてしまうと、味方と敵がそのボールへチャレンジすることになるので、怪我をする可能性が高くなります。この hospital pass というのは、中途半端であるがゆえに「味方を病院送りにしてしまうようなパス」を表します。

 

《例文》
 That was a hospital pass, but the playmaker managed to control the ball in the tight area.

《日本語訳》
 中途半端なパスでしたが、その司令塔はなんとか狭いエリアでボールをコントロールしました。

 

 

 

No.8

 

put A in one’s pocket

Aを完璧に抑える

 

✍️直訳すると、「Aをポケットに入れる」という意味のフレーズです。「〜を零封する」という意味の shut out と似ている表現です。

 

《例文》
 Judging from the data, Van Dijk is able to put anybody in his pocket.

《日本語訳》
 データから判断すると、ファン・ダイクは誰であろうと完璧に抑えることができるだろう。

 

 

 

No.9

 

lose the dressing room

(監督が選手からの)信頼を失う

 

✍️英語の dressing room は選手が更衣をしたり、ミーティングを行ったりする部屋を意味します。初めて聞いたときには意味が分からないフレーズですが、よく使用されるので要チェックです。

 

《例文》
 If the team loses this match, it is inevitable for the manager to lose the dressing room.

《日本語訳》
 もしチームがこの試合で負ければ、その監督が選手からの信頼を失うのは避けられない。

 

 

 

No.10

 

against the run of play

流れに反して

 

✍️プレーの流れというよりは、試合の流れという意味合いが強いと思います。片方のチームが先制しそうな状況で、最初のゴールがもう一方のチームに入った場合などに使用されます。

 

《例文》
 With a fantastic long range strike, Chelsea take the lead against the run of play!

《日本語訳》
 素晴らしい遠い位置からのシュートで、チェルシーが流れに反してリードを奪っています!

 

 

 

おわりに

 

いかがでしたでしょうか?今回の記事では、BBCニュースで見つけたサッカーに関する独特の英語表現を10個紹介しました。

 

初見では意味の分からないものが多かったと思いますが、皆さんのサッカー英語ボキャブラリーのレベルが、少しでも上がったのであれば幸いです。

 

ちなみに、これらは DAZN の英語実況でもよく耳にする表現だったりもします。1ヶ月無料で視聴ができるので、ぜひ英語実況も楽しんでみてください。

 

ちなみに、第1弾第2弾をまだ読んでないという人は要チェックです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。記事がおもしろいと思っていただけましたら、シェアをよろしくお願いします。