(出典:wembleystadium)
イングランドには9万人を収容できる「サッカーの聖地」ウェンブリースタジアムをはじめとして、素晴らしいスタジアムが数多く存在しています。
そこで本記事では、プレミアリーグに所属している20チームの本拠地スタジアムを紹介していきたいと思います。
この記事を読むことで、毎週末のプレミアリーグをさらに楽しめるようになることは間違いありません。それでは、20チーム一気に見ていきましょう!
目次
Team No.1
(出典:arsenal)
🏗設立:2006年
👥収容:60704人
✍️アーセナルが長らく本拠地としていた Highbury(ハイベリー)からエミレーツ・スタジアムに移転をしたのは比較的最近のこと。潤沢な資金を投入して建設されたこのスタジアムはフットボール界において、「世界最高のスタジアムの1つ」という評価を得ています。
Team No.2
(出典:avfcofficial)
🏗設立:1897年
👥収容:42749人
✍️サイモン・イングリス氏は There are football grounds and football grounds. Then there is Villa Park.(多くのフットボールグラウンドがあるが、その上にヴィラ・パークが存在している。)と述べたそうです。数あるスタジアムの中でも特に歴史が古く、イングランドフットボールの聖地ウェンブリーに次ぐ存在であると言われています。
team No.3
(出典:afcb)
🏗設立:1910年
👥収容:11307人
✍️1925年, 2001年, 2013年に改修を行い、現在の形となったのがボーンマスの本拠地であるヴァイタリティー・スタジアムです。もともとは Dean Court という呼ばれ方をしていましたが、スポンサーに命名権を渡したことで、現在の名称となっています。それほど大きなスタジアムというわけではないですが、歴史は古く、選手とファンの親密さを感じることができるスタジアムと言われています。
Team No.4
(出典:brentfordfc)
🏗設立:2020年
👥収容:17250人
✍️2021年にプレミアリーグ昇格を果たしたブレントフォードにとって、新しいスタジアムの建設は長期的なクラブの繁栄に向けた大きな出来事でした。地域コミュニティーの再生とクラブのさらなる飛躍への願いが込められた最新鋭のスタジアムにはただの競技場以上の役割があることは間違いありません。もともとはブレントフォード・コミュニティ・スタジアムという名称でしたが、国内の家電メーカーである Gtech とパートナーシップ契約を結び、現在の呼ばれ方をするようになりました。
Team No.5
(出典:officialbhafc)
🏗設立:2011年
👥収容:30750人
✍️The American Express Community Stadium やそれを省略した形の The Amex(アメックス)と呼ばれることもあります。アメリカンエクスプレスは現在のブライトンのスポンサーですね。ブライトンの前オーナーが以前使用していたスタジアムを売却してから、ファルマー・スタジアムが完成するまで、いくつかのスタジアムを転々として試合を行なっていたという過去があります。
Team No.6
(出典:burnleyofficial)
🏗設立:1883年
👥収容:21944人
✍️クラブ創設から9ヶ月遅れてバーンリーの本拠地とされたターフ・ムーアには100年以上の長い歴史があります。1921-22年と1959-60年に成し遂げられた2回のリーグ優勝も、この地が拠点となっていたわけですね。ちなみにスタジアム自体は Longside や Bee Hole End といったテラス席の建設や取り壊しを繰り返しながら、現在の形になっています。
Team No.7
(出典:chelseafc)
🏗設立:1877年
👥収容:40834人
✍️元々はロンドン・アスレティック・クラブのホームスタジアムであったスタンフォード・ブリッジは、1905年よりチェルシーの本拠地として利用されています。東側スタンドの裏を流れる Stanford Creek(スタンフォード・クリーク)という小川にスタジアム名の由来があるそうです。過去には歓声を上げるサポーターが集結する The Shed(シェド)という有名なスタンドがありました。
Team No.8
(出典:cpfc)
🏗設立:1924年
👥収容:25486人
✍️ロンドン南部のクラブであるクリスタルパレスの本拠地セルハースト・パークは、2018年より新たなスタンド建設を計画していて、収容人数は34000人まで増加すると言われています。過去には チャールトン・アスレティックやウィンブルドンなどのクラブとシェアをしていた時代もありましたが、現在はクリスタルパレス専用のスタジアムとなっています。
Team No.9
(出典:everton)
🏗設立:1892年
👥収容:39572人
✍️グディソンパークが初めて完成したとき、イングランドで初めて建設されたレベルの素晴らしいスタジアムであると評されていました。それを裏付けするかのように、1907年に2階建ての the Park End Stand、1909年に the Main Stand が建設されて以降は大きな形の変化は行われていないのが特徴です。
Team No.10
(出典:fulhamfc)
🏗設立:1896年
👥収容:22384人
✍️スタジアム名称の由来は英国の貴族であったウィリアム・クレイヴンにあるとのこと。テムズ川沿い建設されていること、周辺エリアが閑静な住宅街であることも相まって、スタジアムの美しい背景が生み出されています。クラブの伝説的な選手ジョニー・ヘインズにちなんで名付けられた有名なスタンドがあります。
Team No.11
(出典:liverpoolfc)
🏗設立:1884年
👥収容:54074人
✍️驚くべきことに、アンフィールドはかつてエヴァートンの本拠地でした。そのエヴァートンが経営陣の内紛により新しいスタジアムに移ったあと、リヴァプールが誕生し、アンフィールドを本拠地として使用し始めました。The Spion Kop(シュピオン・コップ)という巨大なテラス席では毎試合のように You’ll Never Walk Alone の大合唱が行われ、スタジアムの雰囲気を盛り上げます。
Team No.12
(出典:lutontown)
🏗設立:1905年
👥収容:10356人
✍️住宅街の中にあるルートン・タウンの本拠地はピッチサイズが100.6m × 65.8m(通常は105m × 68m)と少し小さめのスタジアムです。1985年から1991年までは人工芝のピッチだったそうですが、リーグの規定に基づき、天然芝に変更となった経緯があるようです。また、今後プレミア初昇格の同チームは、リーグ規定に合わせた施設のアップグレードが必要となるとのこと。
Team No.13
(出典:mancity)
🏗設立:2003年
👥収容:55017人
✍️もともとはマンチェスター市が開催地として立候補していたオリンピック用に建設が開始されたスタジアムです。市のオリンピック招致は失敗に終わったものの、マンチェスター・シティが、フットボール専用スタジアムとして改修を加え、2003年より本拠地として使用しています。シティ・オブ・マンチェスター・スタジアムとして開場されましたが、後にスポンサーであるエティハド航空が命名権を得たことで現在の名前になっています。
Team No.14
(出典:manchesterunited)
🏗設立:1910年
👥収容:75643人
✍️選手やファンの間では「夢の劇場」 The Theatre of Dreams(シアター・オブ・ドリームス)という愛称でも親しまれているスタジアム。長い歴史があるだけでなく、収容可能人数も20チーム中で最大を誇っています。北側のスタンドには The Sir Alex Ferguson Stand、南側のスタンドには The Sir Bobby Charlton Stand というクラブレジェンドの名前が付いています。また、西側のスタンドは近くにある町にちなんで、Stretford End(ストレトフォード・エンド)という呼ばれ方をします。
Team No.15
(出典:nufc)
🏗設立:1880年
👥収容:52305人
✍️セント・ジェームズ・パークは1880年より続く、イングランドで最も歴史あるスタジアムの1つで、Newcastle East End FC と Newcastle West End FC が合併して Newcastle United が誕生した時から本拠地として使用されています。セント・ジェームズ・パークという名称は近くにあった病院と礼拝堂にちなんで付けられました。
Team No.16
(出典:officialnffc)
🏗設立:1898年
👥収容:30445人
✍️シティ・グラウンドは、古豪ノッティンガム・フォレストのヨーロッパでの栄光や国内での成功など、サッカーファンの記憶に残る様々な歴史的瞬間を目撃してきたスタジアムです。クラブの献身的で情熱的なサポーターにとって、クラブ創設当初から使用しているシティ・グラウンドは、今もなお誇りと伝統の場所であり続けています。
Team No.17
(出典:sheffieldunited)
🏗設立:1855年
👥収容:32750人
✍️シェフィールド・ユナイテッドの本拠地は世界最古のサッカースタジアム、ブラモール・レーンです。開場当初はクリケット場として使用されていた歴史もありますが、長年に渡って改修や拡張が行われたのちに、現在の形となりました。スタジアムではコンサートなどの他のイベントも開催されるため、サッカーを超えて地域社会に貢献している場所となっているようです。
Team No.18
(出典:spursofficial)
🏗設立:2019年
👥収容:62850人
✍️かつては White Hart Lane(ホワイト・ハート・レーン)を本拠地としていたノースロンドンの強豪トッテナムは2019年に新たなスタジアムをオープンさせました。約6万3千人という収容可能数はイングランドで第3位を誇ります。このスタジアムの建設中、トッテナムはサッカーの聖地 Wembley Stadium(ウェンブリースタジアム)を使用してホームゲームを行なっていました。
Team No.19
(出典:westham)
🏗設立:2016年
👥収容:60000人
✍️2012年に開催されたロンドンオリンピックに際して建設されたスタジアムで、2016年からウェストハムが本拠地として使用しています。本来は陸上競技も行うことができるスタジアムなので、ピッチの周りにはトラックがあるのですが、可動式の1階席が取り入れられているため、観客席との距離がそれほど遠くならずに済んでいます。
Team No.20
(出典:wolves)
🏗設立:1889年
👥収容:32050人
✍️ウルブズは創設以来、いくつかのピッチを転々とした後にモリニュー・スタジアムを本拠地としました。スタジアムの名前は地元でホテル業を営んでいた商人ベンジャミン・モリニューの名前からとったものと言われています。The South Bank と呼ばれるテラス席は、英国一の大きさ誇っているゴールスタンドだそうです。
サッカーを愛する英語学習者へ
『サカフレ』はサッカーシーンで使用する英語表現をまとめて収録した新しいテーマのボキャブラリーブックです。900個以上のフレーズ・例文が、すべてサッカーの話題で構成してある優れもの。Amazon や一部の書店にて、税込1320円でお買い求めいただけます。