好きなチームに愛称があるのなら、その呼び方をしたいというのがファンの心情。今回の記事では、海外サッカーにおける有名チームの愛称をまとめてみました。
ちなみに、プレミアリーグに所属するクラブに関しては 【最新版】プレミアリーグ20チームの愛称がオシャレなので紹介 という記事で紹介しています。
目次
Team No.1
— Real Madrid C.F. (@realmadriden) January 23, 2022
✍️愛称の Los Blancos は英語の The Whites(ホワイツ)に相当するもので、チームカラーの白を表しています。
各国のスター選手を集め、圧倒的な強さを誇った時代には「銀河系軍団」 Los Galacticos(ロス・ガラクティコス)とも呼ばれていました。
1902年に創立され、UEFAチャンピオンズリーグにおいて歴代最多の13回という欧州制覇を成し遂げているメガクラブです。
Team No.2
— FC Barcelona (@FCBarcelona) January 13, 2022
✍️皆さんご存知の「バルサ」というのは愛称というより省略形ですかね。愛称の Blaugrana(ブラウグラナ)には「青と赤」という意味があります。
2021年には長年に渡ってクラブを繁栄を支えたリオネル・メッシの退団、レジェンドOBのシャビ監督の就任などを経験し、新しい時代が始まろうとしています。
ちなみに、バルセロナのファンのことを Culé(クレ)と呼びます。「クレ」はスペイン語で「お尻」という意味なのですが、これはクラブ創設時代に、スタジアムの外にあった壁に腰掛けて観戦している人たちの「お尻の列」に由来があるとか(笑)
Team No.3
Today's XI. pic.twitter.com/HHeso1nV2x
— Atlético de Madrid (@atletienglish) January 13, 2022
✍️愛称の Los Colchoneros(ロス・コルチョネロス)は英語で The Mattress Makers(マットレスメーカーズ)と表現されるそうです。
これは戦後のマットレスカバーの色がアトレティコの赤白ストライプのようだったことに由来があると言われています。
ちなみに、アトレティコは他にも、南米の選手が多く在籍したことから Los Indios(ロス・インディオス)、「赤白」を意味する Los Rojiblancos(ロス・ロヒブランコス)などの愛称を持っています。
Team No.4
MIA SAN MIA 🔴⚪️#BVBFCB pic.twitter.com/1eX5luItx7
— 🇺🇸 FC Bayern US 🇨🇦 (@FCBayernUS) December 4, 2021
✍️この Die Bayern(ディ・バイヤン)という愛称は英語で言うと The Bavarians(バーバリアンズ)ということになります。「バイエルンの者たち」くらいの意味で捉えると良いと思います。
国内のリーグ戦・カップ戦で圧倒的な強さを誇るバイエルンには「我らは我ら」という意味の Mia San Mia(ミア・ザン・ミア)というモットーがあります。
また、バイエルンの選手は、ユニフォームカラーにちなんで自分たちのことを the Reds と呼ぶこともあります。これはドイツ語だと Die Roten(ディ・ロォテン)となります。
Team No.5
TEAM 📸
⚪🔴 #WeAreLeipzig #UCL #RBLMCI pic.twitter.com/COI3jA9nWT
— RB Leipzig English (@RBLeipzig_EN) December 7, 2021
✍️愛称の Die Roten Bullen(ディ・ロォテン・ブレン)は英語で The Red Bulls という意味です。ライプツィヒはレッドブル・グループ資本で運営されていることから、このように呼ばれています。
2016年のブンデスリーガ昇格以来、バイエルンとドルトムントの対抗馬としての実力を発揮しているチームでもありますね。
ちなみに、日本代表の南野拓実が所属していたレッドブル・ザルツブルグも同じ The Red Bulls という愛称を持っています。
Team No.6
Ooooooooooooooooooolllllllllll(ivi)éééééé(r)! 🔴⚫#InterMilan #SempreMilan pic.twitter.com/eAlb4HvMTo
— AC Milan (@acmilan) February 5, 2022
✍️愛称の I Rossoneri(イ・ロッソネーリ)はクラブカラーを表した The Red and Blacks という意味の言葉です。
その他にも Il Diavolo(イル・ディアボロ)などと呼ばれることもあります。これは The Devils のイタリア語バージョンです。
1990年代初期の全盛期にはセリエA無敗優勝、欧州制覇なども成し遂げているクラブです。本田圭佑が10番を背負ったことでも有名です。
Team No.7
💪 | TEAM
⚫️🔵 The Nerazzurri in action in the #DerbyMilano ⚔️#InterMilan 0⃣-0⃣#LoveMilano #FORZAINTER pic.twitter.com/Pn1uS1bLeY
— Inter 🏆🇮🇹 (@Inter_en) February 5, 2022
✍️愛称の I Nerazzurri(イ・ネラッズーリ)にはクラブカラーの The Black and Blues という意味があります。
その他にも Il Biscione(イル・ビショーネ)は The Big Grass Snake(ヤマカガシヘビ)の異名もあります。こちらは意外にも無毒の蛇だそうです(笑)
長友佑都が長きに渡って所属したクラブとして日本でもよく知られていますよね。サポーターは「インテリスタ」と呼ばれたりします。
Team No.8
Our last #CoppaItaliaFrecciarossa match finished like this
We begin the defence of our title this week
No #BlueMonday, just #MondayMotivation pic.twitter.com/E64uiRvfMI
— JuventusFC (@juventusfcen) January 17, 2022
✍️愛称の I Bianconeri(イ・ビアンコネリ)は The Black and Whites という意味のイタリア語です。
また、白黒が「しま馬」のようであることにちなんで、Le Zebre(レ・ゼブレ)と呼ばれることもあります。
ちなみに、ユベントスには The Old Lady という愛称もあります。イタリアで最も歴史のあるクラブであること、ラテン語で Youth を意味する Juventus に対するジョークとしてOld、そしてファンたちが自身のパートナーを愛するかのようにサポートしていたクラブというとで Lady と呼ばれるようになったとのことです。
Team No.9
— Olympique Lyonnais (@OL_English) January 9, 2022
✍️よく OL と省略される「オリンピック・リヨン」の愛称は Les Gones(レ・ゴーヌ)で、The Kids という意味があります。
この Gone が「(リヨン出身)の子供」のことを指すというのは、リヨンの方言であるフランコ・プロヴァンス語の特徴とのこと。
ちなみに、リヨンに忠誠心のあるサポーターのことを Bad Gones(悪童)と呼んだりするそうです。
Team No.10
Our team ❌❌❌ pic.twitter.com/4NMtypBEbr
— AFC Ajax (@AFCAjax) December 7, 2021
✍️オランダの強豪アヤックスのニックネームは de Godenzonen(デ・コォーデゾーネ)で、これには「神々の子たち」Sons of the Gods という意味があります。
なぜこのような愛称で呼ばれているのかと言うと、アヤックスの選手たちは普通の人が持ち合わせていない「神から授けられた能力」を持っているという考えがあるからだそうです。
ちなみに、「ユダヤの者たち」という意味の de Joden(デ・ヨーダ)と呼ばれることもあります。エンブレムには Ajax the Great(大アイアース)というギリシャ神話のヒーローがあしらわれています。
Team No.11
⚪ -! #CELRAN | #cinchPrem | #COYBIG pic.twitter.com/i8DWKrbilh
— Celtic Football Club (@CelticFC) February 2, 2022
✍️日本人選手の活躍が著しいスコットランドの強豪、セルティックの愛称は The Bhoys(ボーイズ)です。
Boy が Bhoy と表記されるのはアイルランドの柔らかい B の発音を表したものだとされています。スコットランドはアイルランドからの移民が多いですからね。
ちなみに省略形として、the Celts(セルツ)という呼び方が使われることもあるので、一緒に覚えておくと良いと思います。
おわりに
いかがだったでしょうか?ファンの間では馴染みの深い愛称でも、意外と知らないものが多かったと思います。
自分の推しているクラブの愛称が分かると、より愛着が湧いてくる気がしますよね。冒頭でも紹介しましたが、プレミア勢の愛称は こちら の記事でご確認ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。