メスト・エジル移籍報道後のインスタ投稿を和訳(1/5)

アーセナルと歩んだ7年半

2013年にレアルマドリードから移籍してきたメスト・エジルはその抜群のサッカーセンスでアーセナルの攻撃の要として君臨してきました。

しかし、2018年にヴェンゲル監督が退任してからは徐々に出場機会に恵まれなくなり、2020年にはプレミアリーグとヨーロッパリーグのメンバーから除外されるという屈辱も味わっています。

そのような状況から脱却し、新天地フェネルバフチェで自身の価値を証明することを選んだドイツ稀代のプレーメーカー、メスト・エジル。

7年半に渡って苦楽を共にしたグーナー(アーセナルファンの愛称)へ向けて、インスタグラムに別れのメッセージを投稿しました。

 
 
 

エジル移籍報道後のインスタ投稿

 

親愛なるグーナーヘ

 7年半、約3000日。とても長い期間をここロンドンで過ごした後に、こんなメッセージを書いているのは不思議な感じがします。私がここへ来た瞬間から、まるで家のように感じていました。私はアーセナルのスタッフ、チームメイト、そして何よりも素晴らしいファンといった、すべての方々に両腕を開いて迎えられました。2013年の9月、アーセン・ヴェンゲル氏が私へ置いてくれた信頼にいつまでも感謝の気持ちを持ち続けると思います。私は北ロンドンで1人の大人として成長してきました。私がいつまでも家と呼べる場所です。そのことは決して忘れません。長きに渡ってアーセナルとともに過ごしたことは、大きな浮き沈みの両方を経験したということです。250試合より多くの試合の中で、44ゴール、71アシストを記録し、ついにアーセナルと自分が別々の道を行くことになりました。