(GUIDING METRICSより引用)
世界中のサッカーリーグについて、詳しく語ることができたら、なんだかカッコいいですよね。しかもそれらは、CLやEL、クラブW杯など語るにあたっても役立つ知識だと思います。
本記事では、各国のプロサッカーリーグがどのような名称であるのかを、初心者向けにまとめてみました。この記事を読むことで、サッカーの豆知識が増えることは間違いありません。
ちなみに、各リーグの公式インスタグラムを埋め込んで、ある程度の雰囲気も伝えられるようにしてみました!それでは、一気に見ていきましょう!
目次
League No.1
✍️世界最高のリーグとしての呼び声が高いのは、イングランドの「プレミアリーグ」です。国内リーグは1888年に始動していますが、現行のプレミアリーグの体制に整えられたのは1992年のことでした。
マンチェスターU、マンチェスターC、チェルシー、リヴァプール、アーセナル、トッテナムが「ビッグ6」として君臨していますが、その他のチームも実力者揃いであるため、毎週のように熱い試合を見ることができるリーグです。
サッカー的な特徴としては、圧倒的なフィジカルの強さが生み出すスピード感だと思います。ハイテンポで攻守が入れ替わることから、「プレミアのピッチは狭いんじゃはないか?」という錯覚すら起きてしまいます。
League No.2
✍️イタリアのサッカーリーグは「セリエ・アー」と呼ばれています。セリエAの創設は1898年のことでしたが、リーグが全国規模に拡大したのは1929年のことでした。
CLを賑わすチームとして、ユベントス、インテル、ナポリ、アタランタ、ACミラン、ASローマなどが挙げられます。他リーグと比較すると、守備戦術に深みのあるリーグだと言われていますね。
テンポの速いサッカーをするチームは少ないことに加えて、守備において味のあるプレーをするベテラン選手が長く活躍しているリーグだと思います。古き良きサッカーの文化が最もよく残っていますね。
League No.3
✍️ヨーロッパの5大リーグの中でも近年の伸びているリーグが、フランスの「リーグ・アン」です。1932年の創設当初は「ディヴィジオン・アン」という呼称でしたが、2002年に改称が行われました。
スター選手が多く在籍する PSG(パリ・サンジェルマン)の一強だと思われがちなリーグではありますが、マルセイユやリヨン、モナコ、リールなどのチームがシーズンを通して戦いを盛り上げています。
一部のスターを集めたチームを除いては、「テクニックよりフィジカル」という感じのサッカーをするのが特徴的です。将来ビッグクラブでプレーすることを夢見る若い選手たちの登竜門ともなっているリーグです。
League No.4
✍️スペインのサッカーを象徴するかのように、卓越したテクニックを持つ選手が多く在籍するのが「ラ・リーガ」です。かつては「リーガ・エスパニョーラ」と呼ばれていましたが、2016年に改称が行われました。
レアル・マドリードとバルセロナはもちろんのこと、その他にもアトレティコ・マドリード、セビージャ、バレンシア、ビジャレアルなどのチームがしのぎを削っているリーグです。
やはりボールを保持するスタイルのチームが多いので、華やかなサッカースタイルを採用するチームが多い印象です。また、CB や GK にも足元の技術がある選手が多くて驚かされます。
League No.5
✍️日本人選手も多く在籍するのが、ドイツの「ブンデスリーガ」です。「ブンデスリーガ」は「連邦リーグ」という意味のある言葉で、1963年に全国リーグとして創設されました。
優勝回数30回以上を誇る絶対王者バイエルン・ミュンヘンが君臨するリーグです。その対抗馬としては、香川真司がかつて所属していたドルトムント、ザルツブルグなどが挙げられますね。
大柄の選手が多く、「荒削りなサッカー」と表現されることも多いです。ちなみに、日本の若手選手がドイツへ行くことが多いのは、彼らの真面目な民族性とマッチしやすいからだとか(笑)
League No.6
✍️日本では知名度が低いですが、オランダのサッカーリーグは「エールディヴィジ」と呼ばれています。このエールディヴィジがプロのリーグとして創設されたのは1956年のことでした。
日本で有名なチームとしては、アヤックスが第一に挙げられると思います。その他にはPSVアイントホーフェンや小野伸二が所属していたフェイエノールトなどが有名ですね。
League No.7
✍️中村俊輔や古橋亨梧の影響で、日本でも注目度が高まっているのがスコットランドの「スコティッシュ・プレミアシップ」です。省略した形の SPFL で表記されているのをよく見かけます。
セルティックとレンジャーズはどちらも最大の都市グラスゴーに本拠地を置くチームで、毎回のように熱い試合が期待できます。12チームでのリーグ戦という、珍しい形式を採用しているリーグでもありますね。
League No.8
✍️クリスティアン・プリシッチやセルジ・デストなどの台頭により、年々サッカー人気が増してきているアメリカのリーグは「メジャーリーグ・サッカー」と呼ばれます。よく MLS と省略されているのを見かけます。
ロサンゼルス・ギャラクシーは欧州で活躍したスター選手を獲得して、アメリカでのサッカー人気向上に貢献してきたクラブですね。また、ディヴィッド・ベッカム氏がオーナーを務めるインテル・マイアミも注目です。
League No.9
✍️日本代表の伊東純也や三苫薫などがプレーしているベルギーのリーグは「プロ・リーグ」と呼ばれています。ちなみに、オランダのエールディヴィジと統合する案が出ているそうです。
クルブ・ブルッヘ、アンデルレヒト、スタンダール・リエージュといったチームが強豪として知られていますね。日本人選手が海外挑戦をする際の登竜門となることも多いというのが特徴です。
League No.10
✍️最後に忘れてはならないのは、日本の「Jリーグ」ですよね。1993年に発足され、現在では J1 から J3 までの3つのディヴィジョンが存在しているプロサッカーリーグです。
近年は川崎フロンターレの台頭が顕著ですが、実力の拮抗したチームが多いリーグであるがゆえに楽しめるリーグだと言われています。日本人にとっては、地元のクラブを応援できるという点でも良いですよね。
おわりに
現代はスマホやパソコン & インターネット接続があれば、好きな時間に好きなリーグを見ることができる時代になりました。
2022年11月22日における、各リーグなどの視聴方法を以下にまとめておきましたので、サッカー観戦に興味がある人はぜひチェックしてみてください。
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アメリカ🇺🇸のメジャーリーグ・サッカーに関しては、日本にいながら視聴するのが難しそうです。これから伸びてくると予想しているのですが、現在のところまだそれほどの人気はないようです。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。この記事を楽めたという方には『海外サッカーの楽しみ方7つをレベル別に紹介【初心者歓迎】』もオススメです。応援するチームとともに、良いサッカーライフをお過ごしください。