ソックスを低めに履くスタイルの海外サッカー選手11選+

(出典:SPORT BIBLE)

私は中学生だった頃に、「ソックスの高さは意識の高さ」という謎の名言を聞いたことがあります。誰が言ったのかはいまだに分かりません。

もちろん、怪我を防止するという観点ではソックスはあげたほうが良いと思っていますが、プロ選手でもソックス低めのスタイルでプレーをする選手は多くいます。

おそらくソックスの締め付けが筋肉に影響を当たるのが嫌だということのようですね。ネイマールはわざとソックスに穴を開けて、締め付けの負担を軽減していたという話もあるくらいです。

 

(出典:jFOOTY HEADLINES)

そんなわけで今回の記事では、海外で活躍するソックスが低い状態でプレーをするサッカー選手11選+を紹介していきたいと思います。

ちなみに、プロの選手は自己責任だと思っていますが、部活動などでサッカーをやっている皆さんは絶対にマネをしないようにしましょう(笑)

 
 
 

1. Jack Grealish  ジャック・グリーリッシュ

(出典:jackgrealish)

ソックス低いと言えば、誰もが思い浮かべるのがイングランド代表 & マンチェスター・シティ所属のジャック・グリーリッシュです。

まさに才能ある”10番”というプレースタイルでありながら、そのハンサムさも加わって人気が爆発している男です。

一方でプライベートはなかなかに派手だったようで、批判の声が上がった時期もありました。しかし、最近はエースとしての自覚を持ってサッカーに打ち込んでいるようです。

そんなグリーリッシュは自信のソックスの短さについて、インタビューでこのように答えています。

 

 
  Obviously your socks are supposed to go above your calves. But one year when I was here, the socks once shrunk in the wash. So they wouldn’t go higher. That season, I ended up playing really well. So it became a superstitious thing for me.
 
  もちろん、ソックスはふくらはぎの上まであるべきだ。でもある年、ソックスを洗ったら縮んでしまったことがあって、上げることができなかった。そのシーズン、僕はとても良いパフォーマンスを見せたよ。だから、これが僕にとってのゲン担ぎのようなものになったんだ。

(Birmingham Liveより引用)

 
 
 

2. Memphis Depay  メンフィス・デパイ

(出典:memphisdepay)

次に「ソックスが低い」で思い付くのは、オランダ代表 & アトレティコ・マドリード所属のメンフィス・デパイです。

本人がなぜソックスを低くしているのかという情報を見つけることはできませんでした。しかし、本当に容赦ないソックスの低さなので、Twitter で「これはルール的にアリなの?」という話まで出ていました。

プレシーズンマッチのときは膝上までソックスを上げてプレーしたりもしているようです。ちなみにすねあては子供用のものを着用しているとのこと。

 
 
 

3. Juan Sebastián Verón  フアン・セバスティアン・ヴェロン

(出典:juansebastian.veron)

2014年に引退した選手ではありますが、ユナイテッドやインテルなどで活躍したアルゼンチン代表ファン・セバスティアン・ヴェロンもソックスが低いで有名です。

父親のファン・ラモン・ヴェロンがアルゼンチン代表の魔法使いのような存在であったことから、セバスティアンの方は「小さな魔法使い(ブルヒータ)」と呼ばれていました。身長は186cmもあるんですけどね(笑)

現役引退後は母国アルゼンチンのエストゥディアンテスの会長に就任するなど、サッカーへの愛は冷めていないようです。

 
 
 

4. Francesco Totti  フランチェスコ・トッティ

(出典:francescototti)

言わずと知れたスーパースター、ローマの王子様フランチェスコ・トッティもソックスを低くするのが好きだったようです。

並外れたプレーでイタリア最優秀選手やセリエA得点王など多くの賞を獲得する一方で、怪我に悩まされた時期も長かった印象があります。

ちなみに、Wikipedia に幼少期のトッティの写真がありましたが、そこではちゃんとソックスを膝下まで上げていました。

 
 
 

5. Lorenzo Insigne  ロレンツォ・インシーニェ

(出典:lorinsigneofficial)

2012年よりイタリア代表に選出され、ナポリではキャプテンを務めるのロレンツォ・インシーニェのソックスも低めです。

ローン移籍で武者修行は経験しているものの、この人もナポリの One Club Man です。ユースからナポリに在籍しているため、地元ではアイドル的な存在だそうです。

写真でも少し見えていますが、2020年には左ももにナポリでも活躍したディエゴ・マラドーナ氏のタトゥーを入れたことがニュースになっていました。

 
 
 

6. Marek Hamšík  マレク・ハムシク

(出典:marek_hamsik_17_official)

インシーニェに引き続き、ナポリに長く在籍していたスロバキア代表のマレク・ハムシクもソックスが低い選手としてリストアップされました。

見た目はちょっと怖いハムシクですが、ピッチ内外での模範的な行動で多くの選手やファンから愛されるバンディエラ(象徴的な選手)でした。

中国のチームに移籍する2019年の冬まで、攻守を支えるミッドフィールダーとして512試合に出場し、クラブの最多出場記録を更新しています。
 
 
 

サッカー特化の英語フレーズ本が誕生

詳細は画像をタップ

 
 
 

7. Rodrigo De Paul  ロドリゴ・デ・パウル

(出典:rodridepaul)

ウディネーゼででブレイクしたアルゼンチン代表の攻撃的MFロドリゴ・デ・パウルのソックスも低く、左足のタトゥーがよく見えます。

優れた得点感覚を持ち合わせていながら、パスセンスと運動量にも目を見張るものがあり、まさに万能型といったタイプの選手です。

イタリアで花開いたロドリゴ・デ・パウルには国内外の多くのチームが関心を寄せていると報じられていましたが、最終的にアトレティコへ移籍をしました。

 
 
 

8. Paulo Dybala  パウロ・ディバラ

(出典:paulodybala)

ソックスを低くするスタイルを採用する選手の中で、最も人気があるのはユベントスやローマで活躍したパウロ・ディバラだと思います。

アルゼンチン代表でありながら、イタリアとポーランドにルーツを持つディバラはイケメンサッカー選手としてもよく話題に上がる選手です。

ゴール後に行う有名な仮面パフォーマンスについては「必死で戦う時には、より強くなるために戦士の仮面を身に着けなければならないこともある。笑顔と優しさは失わずにね。」とコメントしています。

 
 
 

9. Presnel Kimpembe  プレスネル・キンペンベ

(出典:kimpembe3)

パリ・サンジェルマンに所属しているフランス代表のプレスネル・キンペンベはDFでありながら、ソックスを下げてプレーするという珍しい選手です。

2014年にパリ・サンジェルマンのトップチームでデビューをして以来、スター選手の揃うこのチームにおいて順調にキャリアを積んでいる選手です。

身長は183cmということもあり、ソックスでカバーされていない部分が他の選手より長い気がしますね。

 
 
 

10. Ivan Tony  イヴァン・トニー

(出典:ivantoney1)

ブレントフォード所属のイングランド人アタッカー、イヴァン・トニーのソックスもふくらはぎの部分をカバーできていません。

2020-21シーズンにはイングランド2部で得点王にも輝いている選手です。そのときの31ゴールというのは過去最高の記録だったとか。

現在もプレミアリーグ昇格を果たしたブレントフォードで躍動していますが、ここに至るまで様々なクラブでプレーをしてきた苦労人でもあります。

 
 
 

11. Trent Alexander-Arnold  トレント・アレクサンダー=アーノルド

(出典:trentarnold66)

圧倒的なキック精度を武器に、アシストやゴールを量産するライトバック、トレント・アレクサンダー=アーノルドもソックスを低くするスタイルを採用しています。

4バックの一角でありながら攻撃にも積極的に参加するという「ピッチ上での自由さ」がソックスに表れているのかもしれません。

サッカー選手といえば、ゴリゴリの筋肉質な脚をしている場合も多いですが、この選手はスラッとした長い脚をしている気もします。
 
 
 

12. Emile Smith Rowe  エミール・スミス=ロウ

(出典:emilesmithrowe)

アーセナルの新鋭プレーメーカー、エミール・スミス=ロウは2021年になってからソックスを下げるスタイルを採用しています。

ライプツィヒでの武者修行を終え、アーセナルでの出場機会を得られるまでに成長したユース出身の彼は以下のようにコメントしています。

 

 
  I try to be free in my mind. There’s one thing I do, which is wear my socks low. I feel like that gives me a lot of freedom, I don’t know why. It’s just a little superstition. I feel like I always have a lot of freedom on the pitch all the players give me confidence and that makes it even easier for me.
 
  精神的に自由になろうと試みているよ。ひとつやっていることがあって、それはソックスを低くして履くことだ。それが僕に自由を与えてくれていると感じる。なぜかは分からないけどね。ただのちょっとしたゲン担ぎだね。ピッチ上ではいつも多くの自由があると感じているよ。選手みんなが僕に自信をくれるし、それがプレーをやりやすくしてくれるんだ。

(THE SUNより引用)

 
 
 

おわりに

全体的にテクニシャン系のプレイヤーがソックスを低くする傾向にあるのだと感じました。グリーリッシュ, デパイ, トッティ, デ・パウル, ディバラなどですね。

ちなみに、ここに挙げた選手の他にも、ソックスが低いとされている選手は複数いました。ブラジル代表のダニエウ・アウヴェスなんかも時々ソックスが低かったようです。

もう1人の有名どころはドイツ代表のトーマス・ミュラーですね。インスタグラムではソックスを低くして試合をしている写真を見つけることができませんでしたが。

自分もやったことがあるのですが、試合の最初はソックスを高めにしておいて、ふくらはぎの筋肉がつりそうになったら下げるというスタンスなのかもしれません。

今後もソックスが低い選手を見つけたら、この記事を更新していきたいと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。