純ジャパが長期の海外留学なしで英検1級に1発合格した勉強法の全て

英検1級はアマチュアの最高峰

☝ 英検1級を取得した後に行ったロンドン留学での1枚

 

「英検1級はアマチュアの最高峰」である。自分はこのように思っています。どんな人にとっても不可能な壁ではありません。本記事では『純ジャパが長期の海外留学なしで英検1級に1発合格した勉強法の全て』と題して、自身の経験を紹介していきます。英検1級に合格することを考えている人にとっては、参考になる内容だと思います。

 

 

ちなみに、私はロンドン大学の修士課程を修了していますが、英検1級に合格したのはイギリス留学をする直前の話なので、タイトルと矛盾はありません。ただ、それ以前にフィリピンの語学学校に3週間の短期留学をしたことがあるので、完全に海外経験がゼロだったかというと、そうではありませんよという話です。

 

 

 

先に言っておきますが、ここで書くのはあくまでも経験談で、合格のための裏技やプロ講師が教えてくれるような確実な方法ではありません。地方の公立高校出身で、MARCH レベルの大学を卒業して、英語とは全く関係のない職について働いていた当時24歳の人間の話です。お間違いのないように。

 

 

 

説得力をもたせるために、自分の受験結果表と証明書でスコアを公開しますね。嬉しすぎて、紛失しないように PDF で保管してたんです。はい、これが一次試験の受験結果表で、
 

 

 

 

これが二次試験の受験結果表で、
 

 

 

 

これが証明書です。
 

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見たらわかると思うんですけど、二次試験のスピーキングは本当にギリギリだったんですよね。でも合格は合格。ライティングが絶好調すぎました。

 

 

 

さて、前置きが長くなってしまいましたが、ここから長期の海外留学なしで英検1級に合格した勉強法を4セクションに分けて書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

リーディング編

 

リーディングの対策として行ったことは、大きく分けて2つです。1つ目は1冊の単語帳を完璧にしたこと。そして、もう1つは3冊の問題集を完璧にしたことです。

 

 

 

これはどの級でも共通して言えることですが、1冊の単語帳と3冊の問題集を完璧に取り組める人が合格点に遠く及ばないということはそうそうないと思います。

 

 

 

もし、それでも全く歯が立たなかったという方がいるのなら、取り組み方が悪かったと考えるのが自然ですよね。これって当たり前の話なんですが、意外と甘い考えを持っている人が多い気がします。

 

 

 

単語帳の選択・使い方【リーディング編】

 

英検1級は第1問の語句選択問題がとてつもなく難しいので、どれほどのボキャブラリーを持っているかで勝負が決まってしまうというのは有名な話です。以下の問題は過去問の1つです。皆さん、答えわかりますか?

 

 

 

When presenting Isabella with the Employee of the Year Award, the president said that she (           ) the company’s values of hard work, honesty, and cooperation.

      1. foreshadowed

      2. epitomized

      3. extricated

      4. maimed

 

 

 

難しい言葉ばかりが並んでいます。特に maim は「〜に再起不能の重傷を負わせる」という意味らしいですが、それは知らないわって感じですね。短すぎて予測もできません。笑

 

ただ、ありがたいことに消去法も使える問題形式でもありますので、単語に関して全知全能である必要はないと感じました。したがって、単語帳は1冊を完璧にすれば十分と考察。ちなみに問題の答えは 2 で、 epitomize には「〜の典型である」という意味があります。

 

それでは、このような問題に対する準備をどのようにしていったのかを話します。

 

 

 

自分が使っていた単語帳は超有名な英検1級でる順パス単ではなく、出る順で最短合格! 英検1級単熟語 EX 』というものでした。理由は単純です。注目したのは収録語数と発売日です。

 

英検1級でる順パス単

収録語数:2400語

発売:2012年3月16日

 

出る順で最短合格! 英検1級単熟語 EX

収録語数:2811語

発売:2014年5月26日

 

語数も多く、発売日にも2年以上の差があるということで、私は『出る順で最短合格! 英検1級単熟語 EX』を選びました。特別な理由がない限り、最新のものがあればそれを購入することをオススメします。
 
 
 
出る順で最短合格! 英検1級単熟語 EX 』は Unit1 ~ Unit10 まであり、最後の Unit9, 10 が熟語という構成になっています。私が単語帳で学習をした際には、最初から無理に覚えようとせずに、覚えるまで何周も見返して、徐々に定着させていけば良いというイメージで進めていきました。
 
 
 
ですが、2800語以上ある単語帳の場合は1周するのでも大変な作業です。なので、私は「Unit 周回法」「単語帳カスタマイズ法」という方法を使っていました。
 
 
 

 

◎ Unit 周回法

 

最初の Unit から始めて、その Unit を何度も周回して目を通す。そして、7割程度覚えられたら次の Unit へ進む方法のこと。メリットは2つあって、1つは単純に目標が細分化できること。もう1つは単語帳の単語は試験に出やすい順に並んでいるので、英検1級用の問題集で問われる単語と合致している場合が多く、問題集の方も効率的に学習ができるようになること。

 

 
 
 

 

◎ 単語帳カスタマイズ法

 

各Unit の「覚えた7割の単語」と「覚えていない3割の単語」のうち、「覚えていない3割の単語」を Word でまとめて印刷し、1枚の紙にする方法のこと。メリットは覚えていない単語が1枚の紙にまとまるので、スキマ時間に重点的に復習できることです。

 

 

 

 

このようにして自分は最終的に1冊の単語帳に載っている単語・熟語を完璧に覚えることができました。(今、すべて覚えているかどうかはまた別の話です。笑)

 

 

 

 

 

問題集の選択・使い方【リーディング編】

 

いきなり英検1級の問題集に取り組み始めると、木端微塵に粉砕されてしまいます。そして、やる気がなくなります。

 

 

 

なので、先に単語帳を使用してある程度の学習を進めてから問題集に取りかかることを推奨します。自分が対策として使用した問題集は順番に以下の3冊です。

 

 
特に毎日ミニ模試英検1級はかなりの良書だと思っています。毎日少しずつ進めることができる構造になっていますので、忙しい人の最初の1冊としては本当にオススメです。単語帳とも相性がよく、「あ、これ単語帳で見たやつだ!」という小さな喜びとともに学習を進めていくことができました。
 
 
 
他の2冊を選んだ深い理由はないです。なんとなく見たことあるテキストだったのでくらいの印象です。そして結果オーライ。
 
 
 
ここからは、どのように問題集を使用していったかについて書いていきますが、第1問の語句選択問題に関しては、どれほど単語帳をやり込むかがカギになるというだけの話なので割愛しますね。というわけで、リーディングセクションのうち第1問以降の長文読解対策でやったことについてのみ書きます。
 
 
 
まず、長文読解攻略の根幹は「なんとなく読めた感の排除」だと思っていました。なので、私は以下のような方法で1つの題材を完全に理解するまで妥協することなく学習をしていました。
 
 
 
 ① とりあえず問題をノートに解答し、丸付けとともにあいまいな語句の確認をする
 
 ② 最初から英文を脳内で日本語訳していき、綺麗に日本語訳できない部分を解答や文法書で分析する
 
 ③ 誤答をしてしまった理由をノートに書く
 
 ④ 英文全体を最初から音読しつつ、脳内で素早く意味の解釈をしていく
 
 ⑤ 解答の日本語訳を音読し、自分の訳や解釈に不備がないかを確認する
 
 ⑥ もう1度 最終チェックとして英文を音読する
 
※文法書は高校生のときに学校から配られたもので間に合いました。
 
 
 
かなり時間がかかりましたが、これを3冊の教材に載っていた全ての問題で行いました。そして全体を2周。それで完璧になりました。この勉強法で英語の読解力が上がったことは間違いないと自信を持って言えます。
 
 
 
 
 

リスニング編

 

1番辛かったのがこのセクション、リスニングです。英検1級を付け焼刃で乗り切ったせいで、その後のイギリス留学中にもリスニングには相当苦労させられました。

 
 
 

今振り返ってみても、当時リスニングに関しては特に工夫もせずに、根性でのトレーニングしかしていなかったなぁと思います。だから苦手なんだ。

 
 
 

とりあえず実際にやった学習方法3つを紹介して、リスニング編の最後で「今だったらどう効率よく学習するか」というのを考察してみたいと思います。

 
 
 
 
 

単語帳・問題集の使い方【リスニング編】

 

まず、単語帳の音声をパソコンにダウンロードして聞き流すということから始めました。音声もそこまで速くはないですし、英語→日本語→例文の順番で読まれるので、理解がしやすいです。また、例文なので複雑な言い回しが出てこないのがグッドなんです。

 

 

 

ただ、これはリスニング力というより単語力の補強に役立っていたのかとも思います。これだけで英検のリスニングセクションは絶対に乗り切れません。

 

 

 

とはいえ、自分がリスニング用に使用していた問題集はリーディング編で紹介した以下の3冊で、追加して何かを買ったりはしませんでした。
 
 ・毎日ミニ模試英検1級
 
 ・DAILY30日間 英検1級集中ゼミ 新試験対応版
 
 ・7日間完成 英検1級予想問題ドリル 新試験対応版

 

 

 

これらの教材のリスニング問題をなんとなくでも必死に解答して、丸付けをした後にシャドウイングをするという感じでした。シャドウイングではとりあえず聞こえた音を口に出して、解答で確認する。これを何回も何回も繰り返して、完璧に放送された英語を口から出せるようになるまでトライするという方法を採用していました。

 

 

 

正直、これはただの力技であって、根性で乗り切れるタイプの人間にしか向いていないと思います。この方法で勉強していたときに、聞こえない英語にイライラして教材を床に叩きつけたことは数え切れないほどあります。笑

 

 

 

 

 

海外ドラマ(Netflix)の活用

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また、リスニング力を上げる目的で Netflix(ネットフリックス) を利用して海外ドラマを見あさりました。特に好きなのは『ゴシップガール』と『プリズンブレイク』です。

 

 

 

正直、これは勉強という感じではなかったと思います。リラックスしながら英語に触れるくらいの感覚ですね。ちなみに初心者にはきついと思いますが、私は最初からすべて英語音声・英語字幕で見ていました。そして、なるべく字幕を読まないように意識していました。

 

 

 

でも、やる気がない日は知らない語句が出てきても調べるのをサボってました。なんというか、本当に勉強という感じではなく海外のものを眺めてモチベーションを下げないようにしていたという感じです。あと、ゴシップガールの登場キャラクター、 Blair Waldorf がとってもかわいくて毎日幸せでした。笑

 

 

 

 

 

TED Talks(YouTube)の活用

 

自分が YouTube でリスニング学習に使っていて、オススメできるチャンネルは圧倒的に「TED Talks」です。上に埋め込んだ動画は、お気に入りのスピーチの1つです。

 

 

 

「Ideas Worth Spreading」 という理念のもと、このチャンネルでは各界のリーダー的存在の人々によるスピーチを見ることができます。メリットを挙げたらキリがないかもしれませんが、以下の4つが大きなメリットと言えると思います。
 
 ・無料である(要ネット環境)
 
 ・多くのスピーチで字幕が整備されている
 
 ・フォーマルな英語が使われている
 
 ・自分の興味とマッチする題材がある

 

 

 

TED Talks をどのように英語学習に使うかは自由度が高いと思いますが、自分は興味ある分野の動画を➀日本語で見て内容理解→②英語字幕で単語・言い回し等を確認→③字幕なしでリスニングという方法で使っていました。

 

 

 

いたってシンプルですね。同じ動画を3回も見るのは嫌だという人がいるしれませんが、見れちゃうくらい面白いんですよこれが。しかもほとんどが funny ではなく interesting です。あと、吉田ちかさんの「バイリンガール英会話」という YouTube チャンネルも大好きです!リスニングのみならず、英語全般が楽しく学べます!

 

 

 

 

 

今だったらどう効率よくリスニング学習をするか

 

今振り返ってみると、当時は「聴く練習」ではなく「内容を理解する作業」ばかりをやってしまっていたなと思うわけです。いくらネイティブの英語でリスニングをしたり、シャドウイングを繰り返して鍛えようと努力しても、日本人に合った理論で学習をしていかないと、根本的な「英語を聴く」というスキルは伸びにくいのだと感じました。

 

 

 

留学から帰ってきたあたりでそこの部分を反省し、リスニング能力の再強化にあたりました。そのときに役に立った教材は以下の2つです。

 

 

 

 

 

 

まず、バンクーバー 発音の鬼が日本人のためにまとめた ネイティブ発音のコツ33の著者、リチャード川口氏は日本人がリスニングを苦手とする理由を次のように説明しています。

 

 

 

 
英語が聞こえない理由は自分がイメージしている発音と、実際にネイティブが発音している音に食い違いがあるからである。よって、自分で発音できる→ネイティブ発音を認識できる→リスニング力UP が成り立つ。
 
『バンクーバー 発音の鬼が日本人のためにまとめた ネイティブ発音のコツ33』 P31より引用
 

 

 

 

これは目からウロコの発想でした。なんでそれを早く教えてくれなったんだ!なので、時間を巻き戻してやり直せるならば、まずは発音の基礎を『バンクーバー 発音の鬼が日本人のためにまとめた ネイティブ発音のコツ33』で勉強します。

 

 

 

要するに I like it を「あい らいく いっと」ではなく「ぁ らぃっ でぇっ」と認識する頭を作ることから始めます。何だよ「ぁ らぃっ でぇっ」って...!と思ったあなたこそ、自分と同じリスニングの沼にはまる可能性があるので、考え方を変える必要があるかもしれません。

 

 

 

そして、ネイティブ発音を認識する理論を学習したのちに、ディクテーションで基礎固めを狙うのが最良の選択だったと思います。ディクテーションとは聴いた音声を書きとる勉強法です。これを行うことによって、英語を聴くというスキルに焦点をあてた学習をすることができますよね。なぜなら、聴けなかった部分は書けない→すなわちの自分の聴けない部分を洗い出すことができるという流れが構築されてますから。

 

 

 

ディクテーション練習に使用した『聞いて書きとる英語リスニング300問』には日本人の弱点に焦点をあてた問題が多く用意されていました。また、それほど難易度の高い問題集ではなかったので使いやすさを感じながら学習ができました。

 

 

 

まとめると、当時の自分にとっての最良の方法は『バンクーバー 発音の鬼が日本人のためにまとめた ネイティブ発音のコツ33』で理論を学び、『聞いて書きとる英語リスニング300問』 で実践力をつけるということでしたね。そうした能力を身につけてから、英検1級用のリスニング問題に取り組んで、シャドウイング等をしていけばもっと効率がよかったなぁと今になって思います。後悔先に立たず。

 

 

 

 

 

ライティング編

 

英検のためのライティング学習で行っていた勉強法は2つです。1つは正攻法というべき問題集の使い方に関する話ですが、もう1つは邦楽を利用した変わった学習法だと思っています。

 

 

 

基本的に英検のライティングは「内容を充実させる英語力」と「論理的に書くための構成力」が身についていれば問題なく合格点を取れると考えていました。

 

 

 

要するに「自分の書きたいことを英語で表現する力」と「序論・本論・結論を通して、論理の流れを作る力」をつけることを意識して学習を進める方針だったということです。お金に余裕のある人は添削をしてもらえば間違いないと思いますが、私は全て独学で学習を進めました。誰かに褒めてほしい!!!

 

 

 

 

 

問題集の使い方【ライティング編】

 

まずは英検のライティング問題の形式を理解する部分から始めました。これは非常に大切で、どのような聞かれ方をするのか、何字程度書く必要があるのかを事前に理解していないと、質の高い準備はできないからです。

 

 

 

形式を知るために使用したテキストは『 毎日ミニ模試英検1級』のみで、残りの2冊のライティングセクションは試験の直前に模試として使いたかったので、無視していました。

 

 

 

代わりに『京大の英語27カ年[第11版] (難関校過去問シリーズ)』を新たに購入して、和文英訳の練習をしていました。(私が使っていたのはブックオフで買った古いバージョンですが。)これには「内容を充実させる英語力」をつけるという意図がありました。最初からオリジナルの英文を考えてライティングを行うというのは非常に難しく、効率が悪いと思ったわけです。それに、数に限りのある英検1級用の練習問題を無駄にするのも、もったいないと思ったわけです。

 

 

 

京大の英語27カ年[第11版]

※当時使用していたものではなく、2021年現在の最新版を掲載しています。

 
 
 

なので、私は初めに『京大の英語27カ年[第11版] (難関校過去問シリーズ)』の和文英訳パートを一通りやりきり、様々な表現を自分の脳内に蓄えていきました。例えば、こんな問題です。皆さんも考えてみてください。

 

 
次の文章を英訳しなさい。
 

冗談を言う人間は低俗な奴と顰蹙(ひんしゅく)を買うことがある。しかし、人間関係における一種の潤滑油としてのユーモアの効用については、もっと認識されてよいのではないだろうか。ユーモアのわかる人間になるためには、幅広い知識と柔軟な思考法、それに豊かな感受性が必要だ。ユーモアのセンスがあると言われていることは最高の褒め言葉である。

京大の英語25カ年[第6版]  P356 より引用

 

 

 

 

めちゃくちゃ難しいですよね!?でも、このような少し難しめの文章を英訳する練習を繰り返し、まずは「自分の書きたいことを英語で表現する力」を養っていったというわけです。

 

 

 

そして、試験が近くなってきたら取り置きしていた『DAILY30日間 英検1級集中ゼミ 新試験対応版』と『7日間完成 英検1級予想問題ドリル 新試験対応版』に載っている問題に解答し、最後の調整を行いました。

 

 

 

そのときは流れを構成する英語表現、すなわち「論理的に書くための構成語」を覚えることに注力しました。例えば、It is true that ~. However, ・・・. のような形を覚えておけば「~ということは真実だ。しかしながら・・・」という論理を構成することができますよね。

 

 

 

このような学習を経て、本番のライティングは大成功を収めました。京大過去問と論理構成語パワーすげー!ちなみに、本番では難しい単語をわざと使いました。「教義」という意味の tenet であるとか、「少数独裁政治」という意味の oligarchy とかですね。よくぞ本番でこんなのひねり出せたな。

 

 

 

 

 

邦楽を活用

 

この勉強法はサッカー日本代表で7ヶ国語を操るゴールキーパー川島永嗣選手が著書本当に「英語を話したい」キミへに書いていた方法と偶然にも全く同じでした。誇らしい。「洋楽で英語を勉強」はありがちですが、なんと「邦楽で英語を勉強」です。

 

 

 

これはある種の英語を使った遊びですね。単純に邦楽の歌詞を英訳してみるというだけの話です。ただ、日本語の歌詞というのはほとんどの場合で主語が省略されていますし、最も美しいニュアンスを生み出すために練りに練られているので、絶妙な表現を見つけるのが難しいんです。

 

 

 

例えば、自分が英検を受験したときは発売前でしたが、米津玄師の『Lemon』など一部の曲には YouTube で公式の英語字幕があります。自分で訳を作ってみて、比べてみるのもおもしろいですよ。(設定から英語字幕を追加することができます。)

 

 

 

「今でもあなたは私の光」の部分を私がトライしたら You are still shining in my heart となりましたが、公式の英訳を見てみると Even now you remain my light となっていました。

 

 

 

言葉の受け取り方は人それぞれですから英訳に個性が出て面白いんですよね。学校の授業でもぜひ導入していきたい。とにかく、これが楽しみながらライティングを学ぶ方法であることは自分の中で確固たるものです。

 

 

 

疲れたときなどに楽しんでやっていました。自分の好きなアーティストでやってみたら、新たな発見があるかもしれませんよ。

 

 

 

 

 

スピーキング編

 

スピーキング力の向上のために行ったことは大きく分けて、オンライン英会話・フィリピン語学留学・教材の活用の3つです。語学留学は3週間のみの短期プログラムでした。

 

 

 

実際に使用したサービスや教材は以下のものです。(語学留学に関しては安全面への配慮からフィリピン政府認定の学校を選びました。自分はもっと危ないところに行った気がしますが。笑)

 

DMM英会話

1レッスン163円〜

 

 

 

もちろんこれらすべてを一次試験が終わってから取り組んだわけではなく、その前から着々と準備を進めていました。DMM英会話に至っては全く英語が話せない超初心者だったころから英検1級を取得して、さらにイギリス留学へ行くまで2年半くらい続けてました。今でも夜な夜な英語力のブラッシュアップに使用していたりします。

 

 

 

それでは、どのようにこれらの教材やサービスを使用していったのかを説明していきますね。

 

 

 

 

 

DMM英会話を活用

 

2015年1 月に私は DMM英会話 の利用を開始しました。フィリピンへの3週間の短期留学が迫っていたからです。雰囲気は埋め込んだ動画で確認してみてください。

 

 

 

当時 TOEIC のスコアは 700 以上あったものの、スピーキングの関しては全くの初心者でした。ウソでしょ?って言われますが、本当に初対面の人への Nice to meet you! が出てこないレベルです。

 

 

 

とりあえず体験レッスンはフィリピン人講師の Tonny さんで行いました。よく名前覚えてるな!とツッコミたくなると思いますが、自分にとっては初めて外国人と25分も話した衝撃的な日だったので、この先も忘れる気がしません。

 

 

 

そういえば、英語が出てこないことは当然 問題でしたが、スカイプの使い方がわからなくて悪戦苦闘したことも覚えてます。それでも、体験レッスンが満足いくものだったので本入会を決めました。そこから2年半も続けるなんて思ってませんでしたが。

 

 

 

これは余談ですが、わざわざネイティブプランにしなくても、セルビアやルーマニアなどの講師陣は「高い英語レベル・聴き取りやすい発音・回線も安定」という人が多いのでオススメです。今から始める人はぜひ。体験レッスンではフリートークを行いましたが、本入会後はテーマを決めて学習したかったので「瞬間英作文」と「デイリーニュース」をローテーションさせながらにコツコツと続けていきました。

 

 

 

 

 

DMM英会話の瞬間英作文

 

これらの英文の内容は中学生レベルであり、理解できるという日本人は非常に多いと思います。しかし、以下のように日本語が与えられた際に、スラスラ英語に変換できる日本人は少ないのではないでしょうか?

 

 

 

DMM英会話のHPより一部転載

 

 

 

瞬間英作文 とは  DMM英会話 で無料で使用できる教材であり、もともと書籍としても発売されていました。簡単に言うと「理解していること」を「話せること」に変えてくれる教材です。

 

 ;

 

なので、スピーキング超初心者だった自分にも合っていて、オンライン講師の先生と一緒に無理なく学習を続けることができました。ちなみに私は、移動中の電車内でも瞬間英作文を学習したくなってしまい、後に書籍バージョンも2冊購入してしまいました。笑

 

 

 

そのおかげで簡単な日本語はポンポン英語にできるようになり、スピーキングの基礎が出来上がっていったのです。

 

 

 

 

 

DMM英会話のデイリーニュース

 

デイリーニュース もまた  DMM英会話 のサービスとして存在している毎日更新のニュースサイトのことです。分野・レベルによる記事検索もできたりするので、すべての英語レベルの学習者が活用できます。

 

 

 

超初心者だったころはレベル4~5くらいの記事で学習して、2年かけてどんな記事でも読めるようになりました。この学習サービスの素晴らしい点は「記事内容を理解したか確認する質問」と「記事内容に関して議論するための題材」が用意されていることです。

 

 

 

 

自分はいつも記事を読んだ後に先生に質問をしてもらっていました。簡単な質問でも、英語で瞬発的に答えるというのは難しいので良い練習です、

 

 

 

 

最後の5分から10分はディスカッションの時間として使用していました。話題が固定されているので、完全に何もないところから話すよりも練習しやすいです。

 

 

 

このような環境を利用して、英語で受け答えをしたり、深い議論するのを練習していきました。講師の先生も「今はこう言いたかったんじゃない?」とか「こういう言い回しもあるよ!」というように改善点を教えてくれたので、少しずつですが着実にスピーキング力は伸びていきました。

 

 

 

 

 

フィリピン短期留学(3週間)

☝スマホを見返してもほとんど写真が残っていなかったのですが、ホテルの部屋だけは発見しました。

 

 

 

オンラインの DMM英会話 である程度の素養を身につけた後に、語学留学のためフィリピンのセブ島へと飛び立ちました。初海外です。

 

 

 

このとき、フィリピン短期語学留学へ行った目的は英検1級のためという感じではなかったのですが、英検1級合格に至るまでの道のりの中でこの短期留学は大きなポイントになったので、少し話をしています。

 

 

 

わずか3週間のプログラムでしたが、徹底したマンツーマンレッスンのおかげでスピーキング力の圧倒的な向上と TOEIC 720 → 885 という飛躍的な進歩を果たしました。ただし、これはセブ島のリゾート地そっちのけで自習室にこもって勉強をした成果だと思います。だから写真がないんだ。笑

 

 

 

この留学で自分は「英語を話す感覚」を身につけることができました。頭の中でバラバラだった点と点が繋がって、線になったような感覚でした。そして「英語を話す感覚」が身に着いたので、その後のオンライン英会話での授業にも相乗効果が生まれ、スピーキングの成長スピードが速まったと考えています。

 

 

 

なので、お金に余裕がある人は早いうちに海外留学をしてしまった方が絶対に特だと思います。例えば、サッカーを上達させたいという人がすべきことって、座学ではなく実際にピッチに立ってみることですよね。実際の試合で何が起きるかを体験するからこそ、日々のトレーニングにリアリティーが生まれてくるんじゃないでしょうか?

 

 

 

お金に余裕はあるけど、コロナのせいで留学を諦めている人は、PROGRIT (プログリット) のようなサービスを利用するのも良いと思います。言わずと知れた、本田圭佑選手が利用している英語学習サービスです。

 

 

 

書籍の活用【スピーキング編】

 

英検1級の一次試験に合格した私は、そこからさらに本気を出して英検に合格するためのスピーキング練習に取り組みます。まず初めに、英検1級用の問題集に書いてある面接の形式や出題内容などを軽く確認しました。敵を知ることは絶対的に必要ですよね。

 

 

 

そこから DMM英会話 での学習にプラスして、『英語で話す力。141のサンプル・スピーチで鍛える!』という書籍を用いた学習を行いました。

 

 

 

この書籍を用いて行ったことは「機能表現の習得」と「サンプルスピーチの暗記」でした。書籍内では、例えば「事実に言及するための機能表現」として In fact, や There are plenty of studies that... などの表現が例文とともに多数掲載されており、非常にわかりやすくまとめられていました。

 

 

 

他にも「結論・帰結を示す機能表現」や「比較して述べる機能表現」のようなものがあったため、それらを習得していくにつれて自然な流れの英語スピーチができるようになりました。

 

 

 

また、サンプルスピーチをほとんど暗記してしまうことで、ある程度の話題には瞬発的に反応できる状態を作っておきました。これが功を奏しました。

 

 

 

実際に当日の試験で聞かれたのは言語教育に関することでしたが、書籍内のサンプルスピーチのうち「Unit14 英語教育は小学校1年から始めるべきでしょうか?」「Unit15 日本人は、グローバルな英語よりもネイティブ英語を学ぶ方がよいでしょうか?」で暗記していた内容を上手く応用して、合格にたどり着くことができたと思っています。

 

 

 

 

 

記事に登場した書籍・サービスへのリンク集

英検1級でる順パス単

収録語数:2400語

発売:2012年3月16日

 

出る順で最短合格! 英検1級単熟語 EX

収録語数:2811語

発売:2014年5月26日

 

 

 

 

 

京大の英語27カ年[第10版]

※当時使用していたものではなく、2019年現在の最新版を掲載しています。

DMM英会話

1レッスン163円〜

 

 

 

 

 

 

 

If you can dream it, you can do it!

f:id:Taipiii:20190228060751j:plain☝イギリス留学からの帰国直前に、バルセロナへ行って見てきた感動的な朝日との1枚

 

本記事では英検1級合格に至るまでの自身の学習をまとめてみました。なんと1万3千文字超。それだけ長い道のりだったことは確かですが、まだまだ自分の中では通過点だと思っています。

 

 

 

日本の英語教育をもっと進化させること。その目的意識を忘れずに毎日を過ごしていきたいと思っています。これから英検を頑張ろうと思っている皆さんは、その先にどのような未来を思い描いていますか?

 

 

 

何はともあれ、成功を祈ってます。最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

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