海外サッカー選手の言語能力チェック〔001〕【デブライネ&ルカク】

 

ベルギーではエリアごとにオランダ語、フランス語、ドイツ語が公用語として使用されていて、首都ブリュッセルにおいてはフランス語とオランダ語の2種類が使用されています。

 

今回の記事では、ベルギー国籍の超有名サッカー選手、ケビン・デ・ブライネとロメル・ルカクの言語力をチェックした動画を紹介しつつ、サッカー英語を学んでいきたいと思います。

 

ちなみに、デブライネはオランダ語, フランス語, 英語, ドイツ語の4ヶ国語を操ることができると言われています。比類なきサッカーの実力を持ち合わせているだけでなく、語学にも明るいなんて、さすがサッカー界を代表するスーパースターですね。

 

ルカクに至ってはなんとフランス語, オランダ語, 英語, スペイン語, ポルトガル語, イタリア語, リンガラ語の7種類の言語を使用できるとのこと。リンガラ語というのはコンゴやアンゴラなどの国で使用されている言語で、ルカク自身がルーツを持っているようです。

 

動画では以下の英語フレーズ7つを指定された言語に翻訳することができるか?という趣旨で行われています。実際のところ、難易度は結構高いと思います。だって、これらを日本語にしろと言われて、スッと翻訳できる日本人は少ないと思いませんか?

 

1. It was a game of two halves.
2. There are no easy games at this level.
3. He’s got good feet for a big man.
4. Schoolboy defending
5. Every game is a cup final from here.
6. I’ve seen them given!
7. Can he do it on a wet Tuesday night in Stoke?

 

それでは、さっそく見ていきましょう!

 

 

 

 

 

言語能力チェック

 

私は英語以外さっぱり分かりませんが、インタビュアーのリアクションを聞いている限り、2人ともよく出来ているようですね。頭の中、どうなっているんでしょう?本当にすごすぎる。

 

1分40秒のところで、デブライネが My German is not that good anymore. と言っていますが、そもそも4ヶ国語を完璧に覚えてられたら神ですよね。日本人なんて1つ外国語を習得するだけでも本当に苦労してるのに。

 

さて、ここからはお題として出されたサッカー英語の解説をしていきたいと思います!

 

 

 

 

 

サッカー英語|解説

(StokeonTrentLive より引用)

 

1. It was a game of two halves.
[訳] サッカーは2つのハーフがあるゲームだ。

 

これはサッカー界でよく使用される決まり文句 cliché (クリシェ) ですね。前半の完成度が低かった際に、It’s a game of two halves! と言って鼓舞することがよくあります。

 

It was a game of two halves. と過去形になっているので、「前半は悪かったけど、後半はよかったね」や「サッカーは最後まで分からないね」といったニュアンスになります。

 


2. There are no easy games at this level.
[訳] このレベルでは、簡単な試合は一切ない。

 

理解しやすい文だと思いますが、There aren’t 〜. ではなく There are no 〜. と言うことによって「全く〜ない」や「一切〜ない」という意味になっています。

 


3. He’s got good feet for a big man.
[訳] 彼は大物になるだけの良い足を持っている。

 

ネイティブがよく使用する have[has] got A には「Aを持っている」という意味があります。そして、最後の big man は「大物」くらいに訳しておくと綺麗かと思われます。

 


4. Schoolboy defending
[訳] 学生レベルのディフェンス

 

これは日本語だとすごく単純なので、スッといくかと思いきや、デブライネもルカクも悩んでましたね。言語によって、訳しやすい表現と訳しにくい表現があることが理解できます。

 

実際にインタビュアーからドイツ語の正答例として出されたのは、verteidigt wie eine schülermannschaft でした。…もう何がなんだか分かりませんね(笑)

 


5. Every game is a cup final from here.
[訳] ここからは、すべての試合がカップ戦の決勝(のようなもの)だ。

 

これは2人とも Perfect! や Nice! と言われる解答をしていましたね。この文において、日本人が間違えやすいのは、every の後には単数名詞がくるという点でしょうか?

 


6. I’ve seen them given!
[訳] (PKなどが)与えられてもおかしくないでしょ!

 

ルカクも Like pens and stuff (like that)? 「PKとかそのようなものですか?」と聞き返していますが、これはサッカー英語特有の表現です。

 

「審判が PK を与えてもおかしくない状況で、実際は与えなかった」というときに驚きの感情を込めて使用するフレーズです。

 


7. Can he do it on a wet Tuesday night in Stoke?
[訳] 雨模様の火曜夜、ストークでも同じことができるかな?

 

ルカクが爆笑していますが、これは解説者のアンディ・グレイが言い放った有名なフレーズです。「メッシやロナウドでもこのコンディションは厳しい」という皮肉的なニュアンスが込められています(笑)

 


おわりに

さて、動画で使用されていたサッカー英語を理解することはできたでしょうか?これらを瞬時に多言語に翻訳できるデブライネとルカクには頭が上がりませんね。

 

ちなみに、この記事を読まれた方には『海外でプレーするサッカー選手に語学力は必要?【考察】』という記事もオススメです。

 

様々なソースからの情報をまとめ、最終的には日本人の視点で、海外でサッカーをすつ際の語学の必要性について考えていますので、ぜひ。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。